研究室活動

研究室紹介2022

研究室配属前の学生向けに山口研究室を紹介します。

研究内容

「IoTによる実世界センシングとAIによる解析基盤」を中心テーマに数多くの研究プロジェクト(JST CREST・さきがけ、科研基盤S、大阪大学Society5.0、研究室発ベンチャー連携、共同・受託研究10件以上など)を実施しています。各研究の詳細は研究内容のページを見てください。よくわからない方はこちら↓

山口研究室の研究トピック・キーワード

スタッフも多く、非常に多岐にわたるテーマに取り組んでいます。山口研究室は大学院情報科学研究科・情報ネットワーク学専攻に属していますが、直接的にはコンピュータ・ネットワークに関わらない研究トピックも多いです。

B4・研究の進め方

B4研究の進め方


全体輪講

研究室に配属されてからしばらくの間は「全体輪講」を通して研究に必要な基礎知識を学びます。内容は年によって異なりますが、2021年度は深層学習や信号処理のチュートリアルを行いました。全体輪講では一人の学生に複数の先輩がアドバイザとして割り当てられ、文献内容・プログラム~発表まで細かく指導してもらえます。

院試勉強

全体輪講は6月ごろには終了し、それ以降は(大学院に進学する人は)院試勉強に専念します。

研究(卒論)~

おおよそ院試終了後に研究テーマを決めます。基本的には教員から複数のテーマを提示し、学生の興味に基づいて決定します。具体的にやりたい内容や関心(深層学習がやりたい、ハードウェアをいじりたい、実装が好きなど)がある人もミーティングを通して内容を調整してもらえます。
チームにより異なりますが1~2週間おきに一度研究テーマを教員と実施し、研究を進めます。
文献調査・データ収集・プログラム実装・シミュレーション・・・などを経て研究を論文を執筆し、2月の情報科学科・特別研究報告会で発表します。(2021年度特別研究報告会の様子

2月の卒論(特別研究報告)の後は多くの学生はM1の間に国内学会(温泉地で毎年開催されるDICOMOシンポジウムやDPSワークショップ・沖縄での研究会が多いです)で複数回発表し、おおよそ修士の間に1回国際会議での発表を経験します。2021年度にはB4の間にIEEE国際会議で発表する学生もいました。

研究室の特色

  • 山口研究室自体は2021年度にスタートしましたが、当時准教授だった山口先生が「モバイルコンピューティング講座 東野研究室」をそのまま引き継いだので、20年以上の歴史・資産があり、かつフレッシュな研究室です。
    • 過去の就活・授業・その他書類が豊富に残されているので参考になります。
  • 「実世界センシング」を謳い研究の社会実装プロジェクトを進めているので、学外でのデータ収集や実証実験を積極的に実施しています。

研究室の設備・環境


研究室の様子

  • 様々な山口研究室の様子を紹介します。


研究する山口研究室の学生

  • イベントの様子

山口研究室のイベント



学部生からよくある質問

  • どんなところに就職しますか?
    • 大手SIer, 通信・インフラ,自動車・メーカーが多いです。最近ではWeb・アプリ,外資系IT,大学教員,ゲーム会社などもあります。
  • コアタイムはありますか?
    • ないです
  • アルバイトはできますか?
    • 多くの学生は両立しています。やるべきことを期限までにやっていればOKです
    • 興味がある人は研究室スタートアップ企業でソフトウェア開発に関わるアルバイトもできます