Hamada准教授がルワンダ・キガリにて開催された Africa Technology Afretech Event に参加しました。
本イベントにおいて、水中センシングおよび人工知能(AI)技術を活用した水系感染症および流行病対策に関する研究プロジェクトを発表いたしました。アフリカ全土で2億8000万人以上に影響を及ぼしているこの深刻な公衆衛生上の課題に対し、持続可能な技術的アプローチを提案しています。本プロジェクトは、国連の「誰一人取り残さない(Leave No One Behind)」という理念に基づいており、持続可能な開発目標(SDGs)の実現にも寄与するものです。
本研究は、エジプト、セネガル、ケニア、日本の4か国にまたがる専門家による学際的かつ国際的な共同研究として推進されています。実際に、ブルキナファソ国内の複数の湖沼および河川においてシステムの展開に成功しており、これまでの成果は論文としても発表されています。
発表後には、複数の国際機関からの関心が寄せられ、メディアにも取り上げられるなど、国境を越えた連携・応用研究・先端技術が、特に支援が行き届きにくい地域における実社会の課題解決に果たす重要な役割が改めて認識される結果となりました。
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