JST CREST(戦略的創造研究推進事業)「基礎理論とシステム基盤技術の融合によるSociety 5.0のための基盤ソフトウェアの創出」領域
- 研究課題名:地域を支える知のデジタライゼーションと共有基盤
- 代表:情報科学研究科 教授 山口弘純(専門:情報通信・センシング基盤技術)
- 主たる共同研究者:人間科学研究科 教授 稲場圭信(専門:防災・災害時協力と宗教)・情報科学研究科 准教授 矢内直人(専門:情報セキュリティ・プライバシ)
- 期間:2021年10月~2027年3月(5年6か月)
- 災害時避難支援AIなど、地域で開発される様々なAIを地域間でセキュアに共有し活用する情報基盤の実現
概要
本研究では、地域社会の知をデジタライゼーションし、セキュアに共有するためのS5基盤ソフトウェア「TASK/OS5」を設計開発する。個々の地域で得られるパーソナルデータを含むデータやAIモデルを安全に他地域で活用するための方法論を構成し、その安全性を形式的に示す。また、地域高齢者がシステムに参加しやすい機能の実現を図る。地域における災害対応および交通改善の実証実験を通じ、方法論の有効性を示す。